ZOZOの株価がZOZOオーダースーツ(2Bスーツ)発表以降下落トレンドへ転換

ZOZOスーツやオーダースーツ(2Bスーツ)の配送遅延でなんとなく「なかなか送ってこない」イメージのついてしまったZOZO。

元々ZOZO(前身スタートトゥデイ)は株価が右肩上がりで上がり続け、株式市場では超優良株でしたが、オーダースーツ(2Bスーツ)発売を発表した直後に上場来高値4,875円を付けた後、配送遅延などが明るみになるたびに株価が急落。

更に18年4-6月期の決算では営業利益が26%もの大幅減益だったことが判明し、株価が下落し続け、世界同時株安に見舞われた昨日、2018年10月11日(木)には遂に3,000円割れ(12日終値3,135円)と、約40%の下落となっています。



ずっと強い上昇トレンドを描いてきた株価チャートは下落トレンドに転換。
現在、オーダースーツは満足出来るレベルのものを作るには至っておらず、twitterの情報ではZOZOからも問い合わせに対し「手採寸での計測値に近づいてはいるが現状の技術レベルでは体型再現は出来ていない」「技術レベルが未熟であること弁解の余地はない」との回答が来ているとのこと。

オーダースーツ発表時は紳士服関連の銘柄軒並み暴落するなど強い期待が寄せられたZOZOのオーダースーツの失敗はまだ尾を引きそうですね。

ZOZOはZOZOSUITを使った計測で購入できるプライベートブランドの売り上げを7-9月期15億円、10-12月期77億円、1-3月期107億円と見込んでおり、そもそもZOZOSUITの計測精度に疑問の目が向けられている現在の状況をどう払しょくしていくのか、前澤社長の剛腕に注目です。

※参考