永遠のテーマ！男女のぽっちゃりとデブに対する感覚の違い。

考察

ぽっちゃりガールズ市場拡大中

昨年辺りから俄然注目を集めているのがぽっちゃりガールズ市場。


今までオシャレを諦めていたふくよかな女子に対して、さまざまなブランドやショップが「可愛い」服を大きなサイズで用意し、「ぽっちゃり女子」もオシャレを楽しめる環境が整いつつあります。

男性に聞くぽっちゃりとデブの境界線

男性と女性の間で大きく感覚が異なるのが「ぽっちゃり」と「デブ」の境界線。
本日、マイナビウーマンが「男性に聞いた！ 「ぽっちゃり女子」と「デブ女子」の境界線って？」というアンケート結果を発表しております。

男性に聞いた！ 「ぽっちゃり女子」と「デブ女子」の境界線って？
http://woman.mynavi.jp/article/140525-11/

こちらでは以下のような女性から見るとかなりシビアな回答が寄せられています。

  • ウエストが11号はぽっちゃり、13号はデブ
  • 『ぽっちゃり』と『デブ』の境界線は、標準体重から3キロ以内かどうか。3キロならすぐ痩せることができると思うから
  • 胸やおしりなど出るとこが出て、ウエストが締まってないなど、体型が崩れていたらデブ
  • くびれがあるかどうか
  • 顎があるかないか。二重顎かどうか
女性からすれば「それは標準体型でしょう！」と言いたくなるようなレベルを男性は要求しています。

バカリズムが語ったぽっちゃり芸能人に対する男女の違い

男女の「ぽっちゃり」に対する感覚の違いを非常に上手に言い表しているなと感じるのは、4月7日のラジオ番組「オールナイトニッポンGOLD」のお笑い芸人「バカリズム」さんの回で語られた男女が考えるぽっちゃり芸能人の違い。
その違いがこちら。
  • 男性が考えるぽっちゃり女子は「磯山さやか」。
  • 女性が考えるぽっちゃり女子は「柳原加奈子」

番組の中から一部該当する部分を書き起こしてみました。
女が言うぽっちゃりは柳原加奈子、男が言うぽっちゃりは磯山さやか。
これ本当そうですよね。ちゃんとした線引きを誰かがはっきりと宣言しておかないと、ここ明らかに解釈が間違っていますよね。間違っているというか違いがありますよね。男と女でいうと。んで、あの、良く話すのは女性が思うほど男はやせている人が好きばっかりではないっていう事をね、言ったりすると女性は「そうなんだと、素晴らしい」と思ったりするけど、「ちょっと待て！と」ありますよね。
で、「ぽっちゃりはOKなの？」と言われたときに「ぽっちゃりはOKだよ。」と言って、そこにお互いはOKですから、安心してください女性のみなさん。で、女性側も「あー良かった。」と思うけど、そのぽっちゃりの基準が違うから。で、実際やっぱり柳原加奈子さんぐらいの、まあ、あれはあれでキャラクターとして別にいいんですけども、可愛いらしいですけども、ぽっちゃりではないじゃないですか。ね？
でも、磯山さやかはどうなんだろうな。磯山さやかさんて、結構、グラビアとかやられてる方ですよね。あの人は比較的、まあ、そうか、ああいうグラビアの世界でいうと「ぽっちゃり」というかちょっと「むっちり」でしょ。そう「むっちり」だ！「ぽっちゃり」はダメだ、「むっちり」なんだ！「むっちり」ね！
「ぽっちゃり」って言うと、あのー、ちょっとね中に水が入ってるんですよ。水分が含まれてるんですよ。ね？もちもち感じゃないんですよ。「ぽっちゃり」というのはあくまでも水風船的というか、中、水なんですよ。
「むっちり」はもう本当になんかあれですよね、もちもち感、もちですよね、んーもちも違うな、まあなんかちょっと張りがあるんですよね。張りがあるのは「むっちり」、張りがないのが「ぽっちゃり」。
最後、「むっちり」が出てきて、よくわからなくなっていますが、「女が言うぽっちゃりは柳原加奈子、男が言うぽっちゃりは磯山さやか。」というのは非常にうまく言い表しているのではないかと思います。

結論

このように男性が考えるぽっちゃり女子の必要条件は健康的でグラビアアイドルのようなグラマラスな体型、もっと言えば「巨乳」である事が大前提にあります。そのグラマラスな体型がふくよかなイメージで、それが「ぽっちゃり」。
その象徴的な対象として磯山さやかさんが最もその基準に相応しい存在なのではないでしょうか。

対して女性が考えるぽっちゃりは、「太っているけれど可愛い女子」を指すことが多く、ここでの「可愛い」にも、こちらも永遠のテーマである男女の「可愛い」の感覚の違いが存在しているのではありますが、そこのテーマはひとまず置いておいて「太っているけれど可愛い女子」の象徴が柳原加奈子さんなのではないかと想像されます。

「ぽっちゃり」という言葉の上に「デップリ」や「デブ」などといった言葉が存在しているので、従来、「ぽっちゃり」の言葉は男性が求めている条件に当てはまる「ぽっちゃり」を指す事が多かったように思いますが、最近は、柳原加奈子、渡辺直美、森三中といったデブキャラ女性芸人達が人気を博し女性のみならず男性からも支持を得たり、また近年のマシュマロ女子ブームなどもあり、そういった傾向が少しずつ女性の言う「ぽっちゃり」に近付きつつあるのではないでしょうか。