2024年9月20日(金)・21日(土)の2日間、東京スクエアガーデンで「YNK Sustainable Party」が開催されます。
本イベントは、株式会社ウィファブリックと東京建物株式会社が共同で企画したもので、古着の魅力を再発見し、サステナブルファッションの未来を提案する多彩なコンテンツが揃っています。イベントを通じて、古着がもたらす楽しさとエシカル消費の重要性を、ファッションを愛する全ての人々に伝えることを目的としています。
古着をテーマにしたファッションショー&トークショー
初日の9月20日(金)には、古着でコーディネートされたアイテムが華やかなファッションショーで披露されます。このショーでは、スタイリストやモデルたちが「新品でなくても十分素敵なスタイリングができる」ことを示し、会場の熱気を引き立てます。また、ショーで発表されたルックのアイテムはその場で購入可能。古着とファッションの新たな関係を身近に感じられるスペシャルな体験ができます。
2日目の9月21日(土)には、俳優・モデルとして活躍する浦浜アリサさんによるトークショーが開催されます。
エシカルライフスタイルやサステナブルファッションに情熱を注ぐ浦浜さんが、自身の経験をもとに「エコとオシャレの両立」について語り、古着初心者でも楽しめるコーディネートのコツを紹介します。浦浜さんの実体験に基づいたアドバイスは、エシカル消費に興味がある方々にとって、大変参考になることでしょう。
多彩なブースで古着の楽しみ方を体験
会場では、ファッション業界関係者の私物フリーマーケットやアップサイクル製品の販売、洋服のリメイクコーナーなど、古着を通じて楽しみながらサステナブルファッションを体感できるブースが多数出展されます。特に注目したいのは、SMASELL(スーマセル)が手がけるアップサイクルブランドです。デザイナーのyoshio kubo氏によるオリジナルアイテムをはじめ、さまざまなアーティストとのコラボレーションによる作品が並びます。これらのアイテムは、古着の素材を生かしたデザインが特徴で、サステナブルファッションの魅力を存分に感じさせます。
さらに、文化服装学院とのコラボレーションによるリペア・リメイクブースも見逃せません。レザーアイテムやハイブランドのスーツなど、難しい修理にも対応するリペア技術は必見です。また、学生たちによるアップサイクル作品の展示を見ながら、自分だけのリメイクアイテムを作る相談も可能です。
エシカルな取り組みと地域文化の融合
「YNK Sustainable Party」は、単なるファッションイベントではなく、エシカル消費を楽しみながら学べる場を提供することに重きを置いています。イベントの収益の一部は、来場者が選んだ森林保全団体や難民支援団体、こども食堂運営団体などに寄付される仕組みが導入されています。ファッションを通じて社会貢献に参加できる新たなスタイルを提案し、寄付を身近に感じる機会を提供します。
また、会場が位置する八重洲・日本橋・京橋エリア(YNKエリア)は、江戸時代から続く循環型社会の精神が息づく場所です。着物の再利用文化をはじめとする持続可能なコミュニティの象徴として、イベントを通じて地域の歴史とサステナビリティの価値を再確認する機会となります。
イベント詳細
- 開催日時:2024年9月20日(金)16:00~21:00、21日(土)13:00~18:00
- 会場:東京スクエアガーデン 1階貫通通路(東京都中央区京橋3-1-1)
- アクセス:地下鉄銀座線「京橋」駅直結
- 参加費:無料
- 主催:株式会社ウィファブリック、東京建物株式会社
- 協力:SMASELL、文化服装学院ほか
- 特別協賛:東京スクエアガーデン