1994年に誕生したReebokを代表する名品「INSTAPUMP FURY (インスタポンプフューリー)」が今年(2019年)で誕生25周年を迎えます。
その25周年を記念し、1994年当時のファーストモデル「シトロン」とセカンドモデル「サックス」が2019年4月5日(木)に発売開始となります。
20周年だった5年前(1994年)にも復刻され盛大に盛り上がったファーストカラー&セカンドカラー復刻。
今回も即完売間違いなしな復刻です。
また、今回のOGモデルの復刻に合わせて、1994年発売モデルのシルエットを踏襲した前期型と呼ばれる、キッズモデル「VERSA PUMP FURY(バーサ ポンプフューリー)」も同日に発売します。
これまでのキッズモデルは、1995年以降発売の「INSTAPUMP FURY」のシルエットを踏襲した後期型のデザインを採用していたので、キッズモデルとしては初のOGスペックの発売となります。
さらに、発売25周年を記念して、人気のサンダルタイプからもOGカラーが4月12日に発売されます。
販売はReebok ONLINE SHOPはじめ、ABC-MART.netやZOZOTOWNなどのオンラインショップをはじめ、リーボック クラシックストア(原宿、HEP FIVE、ダイバーシティ東京、あべのHOOP、立川立飛、横浜ビブレ、名古屋みなとアクルス)、リーボック フィットハブ(ららぽーとEXPOCITY、博多 キャナルシティオーパ、北千住マルイ)などでの販売が予定されています。
「INSTAPUMP FURY OG」の奇抜なカラーに込められた思い「INSTAPUMP FURY」の開発は、世の中に存在しないデザインを生み出すという極めて野心的なコンセプトで進められ、当時としては非常に実現が困難であったソールを2つに分離させる、スプリッドソールの実現に成功しました。また、スティーブン・スミスは当時、アメリカのカスタムカー“ホットロッド”の炎のペイントに夢中になっていたことから、ランナーがインスタポンプフューリーを履いた際に、炎に包まれているかのように見せるため、イエロー×レッドという鮮やかな配色を施しました。
当時の営業・マーケティング部門は、スティーブンのデザインを“奇抜すぎる”としてネガティブな反応を示し、ブルー、グレー、ブラックのシューズしか売らないと反対しました。納得のいかなかったスティーブンは、「RAC」に大きな期待を持っていた当時のリーボックCEOへ、「INSTAPUMP FURY」のオリジナルカラーとして有名な、イエローとレッドを大胆に用いた“シトロン”を最初のカラーとして発売して欲しいと直談判。そして、リーボック史上最も前衛的なモデル「INSTAPUMP FURY」が1994年に発売されました。
スティーブンからは“ボーリング・ブルー(退屈な青)”と呼ばれ、スティーブンのデザインに反対した営業・マーケティング部門が求めたブルーのカラーリングが配されたモデルも生産・発売されたものの、“シトロン”カラーのモデルが2倍もの売上を叩き出しました。この“ボーリング・ブルー”は、日本では“サックス”として知られる「INSTAPUMP FURY」のセカンドカラーで、1990年代に起きたスニーカーブームの中、“シトロン”と同様に高い人気を誇った一足です。
今回発売から25周年を記念して、当時のデザイナーと営業・マーケティングの衝突から生まれた“シトロン”と“サックス”という2つのカラーが復刻され、今回のメインビジュアルには当時スティーブン・スミスが他部署のメンバーに対する思いである『YOU DON’T GET IT DO YOU?(お前たちは何もわかってないね)』がメッセージとして書かれています。
これまであまり語られてこなかった、この他部署との衝突ストーリーが盛り込まれたスペシャル動画も制作されました。