ZOZOの株価は一時2800円割れ

プライベートブランドZOZOのオーダースーツ(2Bスーツ)を巡る一連の問題から株価の下落が止まらない株式会社ZOZOの株価が遂に今日、一時2800円を割れて安値2796円まで下げました。



先日、3000円割れでも記事にしましたが、一気に2700円台まで。

ZOZOの株価がZOZOオーダースーツ(2Bスーツ)発表以降下落トレンドへ転換

今日は日経平均も822.45円安という暴落に近い大幅安だったので下げやすい地合いではありましたが、それにしてもオーダースーツ発売をぶち上げた直後から比べると3か月でほぼ半値というところまで来てしまいました。

10月31日(水)に2019年3月期第二四半期決算発表が控えており、オーダースーツの大量キャンセルやヤマト運輸の値上げから決算内容に懸念が出ているようです。

私自身もオーダースーツをキャンセルしましたが、元々、第一四半期決算を発表した7月30日時点でオーダースーツは22,459セットを受注しており、その際にプライベートブランドの1人当たり平均購入金額を9,719円と発表しています。

ZOZOのオーダースーツ(2Bスーツ)は技術レベルの問題でキャンセルに

一部では、PBの購入金額に単価の高いオーダースーツを加える事でPBの好調さをアピールしたかったのではないかという憶測もあり、オーダースーツの発表自体が時期尚早だったのではないかと言われています。

1Qで1.1億円だったPB商品取扱高1.1億円に対し、2Qで15億円、3Qで77億円、4Qでは107億円となっており、更に発送遅れが問題となっているオーダースーツですが、こうした目標達成の為にも受注を停止出来ない事情があるのではと推測してしまいます。

気になる株価はまだもう一段の下げがあるかもしれませんね。

※追記:2019年7月現在は2000円前後の攻防をしています。