ファッション業界 職種別平均年収2016年版
ファッシン業界専門の転職支援サービス「クリーデンス（
アンケート結果
年代別の平均年収を見ると、25〜29歳では、1位は「店舗管理」（394万円）、2位は「OEM営業」（384万円）、3位は「MD・バイヤー」（370万円）となりました。30〜34歳では、1位は「店舗管理」（458万円）、2位は「プレス・販促」（430万）、3位は「VMD」（427万円）、35〜39歳では、1位は「OEM営業」（571万円）、2位は「MD・バイヤー」（520万円）、3位は「プレス・販促」（511万円）となっています。
現在、様々な業界で働く環境の改善が求められており、近年では、ユニクロのブラック企業批判潜入ルポに注目が集まるなどアパレル業界でも就労環境の見直しが進んでいます。
そんな中で大型商業施設の増加などもあり店舗管理職の求人ニーズが高まっており、今後、2020年東京オリンピックに向け、大型商業施設の開業が続くことから更に需要が高まっていくものと予想されています。
また、30代後半で1位となった「OEM営業」は、多くのアパレル企業が生産業務の外部委託を積極的に進めていることから、求人は年々増加傾向にあります。「OEM営業」には、仕様書や洋服の構造などに関する知識、海外工場との調整のための海外生産経験や語学力といった幅広い能力が必要であるため、即戦力となる人材が求められています。そのため、アパレル業界で経験を積んだ30代後半での求人ニーズが高まり、年収の底上げにつながったと見られます。
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