GAPが北米全店の1/4を閉鎖!

アメリカ最大のアパレルブランド「GAP」が北米全店475店舗の1/4にあたる175店舗を閉鎖すると発表しました。


GAPは世界アパレル企業売上高ランキングではZARA、H&Mに続く第三位につけており、売上高ではユニクロをも上回る巨大企業です。

全米では絶大なる地位を獲得し、475店舗もの出店を果たしてきましたが、近年はH&MやZARA、ユニクロなどのブランドの台頭が著しく、売り上げが減少傾向にあったようです。

Fashionsnap.comによるとGAP社のアート・ペックCEOが「ブランドを成長に導くことは、私の就任以来、最優先事項です。我々はブランドの経営をいち早く軌道に乗せていく自信があります。本来ならば店舗閉鎖は望ましくないのですが、最終的には正しい判断だと思っています」とコメントしたとのこと。

今回の店舗閉鎖に伴い大幅な人員削減を狙っているようで、不採算店の削減と共に、大ナタを振るう大経営改革となりそうです。

経費を削減し、利益を伸ばすのは経営の常套手段ですが、世界アパレル企業売り上げランキングではユニクロが眼下まで迫ってきているだけに、不採算店などの閉鎖で失う売り上げ高にも注目が集まります。

更に一部、欧州の店舗の閉鎖も検討されているとの事。
今後の経営状況次第ではもしかすると近い将来、日本を含む、海外出店店舗にもメスが入れられるかもしれませんね。

出典:GAPが北米全店1/4に当たる175店を順次閉鎖へ 大幅な人員削減も