三越伊勢丹がぽっちゃり市場参入。新たな市場創出なるか?

オシャレという世界の中では少数派であった「ぽっちゃり女子」に向けて大きなサイズの可愛いアイテムを取り扱うブランドが次々に誕生し、「マシュマロ女子」の誕生など活気付いているぽっちゃりガールズ市場。



これまではWE GOや夢展望などファストファッションと呼ばれるブランドを展開する企業が積極的に参入して来たのですが、今度は百貨店の三越伊勢丹が大きなサイズを取り扱うようです。

三越伊勢丹、大きいサイズの夏ファッションを提案。伸びる刺繍アイテム登場|FASHION HEADLINE
http://www.fashion-headline.com/article/2014/06/17/6614.html

1900年代のクラシカルなレースや麻などの生地感をそのままプリントした「ライフ アンド ドレッサー」のワンピース(13から25号/2万4,000円)とカットソー(13号から25号/1万6,000円)
(中略)
「メゾン ド ウーマン」のワンピース(13・17号/3万9,000円)とブラウス(13号から19号/2万3,000円)
(中略)
この他にも、「ダイアン フォン ファステンバーグ(DIANE VON FURSTENBERG)」や「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」「シーバイクロエ(See By Chloe)」などインターナショナルブランドからも大きいサイズのウエアがラインアップする。

と、上記の通り、百貨店らしく大きなサイズのハイエンドアイテムを投入していくようで、どちらかというとティーンエイジャーを中心に若年層向けだったぽっちゃりガールズ市場とは少し世代の違う層に向けて提案していく事になります。
また、カジュアルアイテムだけでなく「大きいサイズのオシャレなオフィスやフォーマルが欲しい」といった需要に応えられる事も期待され、これまでにはなかった市場の創出が実現するかもしれません。

ぽっちゃり女子を「可愛い」というイメージに乗せてアピールして成功して来たぽっちゃりガールズ市場ですが、大きいサイズを着る大人の女性を「美しい」など「可愛い」に匹敵するポジティブなイメージで世間に売り出せるかが成功の鍵なのではないかと思います。

盛り上がりを見せるぽっちゃりガールズ市場ですが、果たして、もう少し年齢層が上でハイソな層にも「オシャレをする事」が受け入れられるのか、興味深いところであります。

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