革靴×高機能ソール「ハイブリッドシューズ」がキテル！！

スニーカー 注目のブランド 流行

日本経済新聞系の日経BP社が発行するトレンディウォッチポータルサイト「日経トレンディ」。
トレンドウォッチだけでなく、経済分析や商品分析など同系のメディアでも群を抜く存在ですが、そんな日経トレンディに革靴の話題が。

見た目は革靴、機能は最先端！ 「ハイブリッドシューズ」が革命起こす!?｜日経トレンディ
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20131224/1054264/?P=1

記事ではトラッドなデザインの革靴をスニーカーなどに使われる最先端の機能を備えているソールをドッキングさせた新たなジャンル「ハイブリッドシューズ」について報じられています。


COLEHAAN ルナグランド


このジャンルが盛り上がり始めたきっかけはコールハーンのルナグランド。

コールハーンは100年近い歴史がありますが、1988年から2012年まではNIKE傘下にあったので、当時はインソールにNIKE AIRを搭載するなど、ハイブリッドシューズの先駆け的存在だったので、このルナグランドではNIKE社との連携をしていたり、履き心地をスニーカー目線で追求している印象があります。

こちらルナグランドは昨年ブームを起こしたカラーソールを用いており、またウイングチップを採用する事でデザインとしても少しカジュアルな休日のワンランク上の革靴といったイメージです。
ソールがスニーカーのように平たい形状なので、履くと通常の革靴よりややスポーティーな印象になると思われるので、そこが好き嫌いの分かれるところではあると思うのですが、そこがハイブリッドシューズのデザイン的な魅力でもあると思います。

ロックポート　ウイングチップ


日本ではまだそんなに馴染みのないロックポートですが、ホーキンス、ダナー、バンズなどを傘下に入れ、業績好調のABCマート（※）が積極的に取り扱っている事からも今後の日本での人気がうかがい知れますが、元々はアメリカのブランド。
※ABCマートは依然好調。11月は既存店売上高3.6%増。

1971年にアメリカで誕生し、アディダスのパフォーマンステクノロジーとともに、スタイルと快適性が融合したフットウエアを提供しており、1983年にアメリカのシューズメーカーとして初めて、APMA（全米足病学医師協会）から「足のために良い靴」として認定されたという、コンフォートシューズやブーツなどに履き心地の良さを追求しています。

こちらは同じくウィングチップながらもルナグランドより更にスポーティで、ハイブリッドシューズの中では革靴よりはレザースニーカーよりのシューズです。
例えば徒歩通勤にはスニーカーではカジュアル過ぎるけれど革靴では機能性が・・・といったお悩みは一発で解決してくれる商品ですね。

クラークスフェイバートップ


こちらは200年近い歴史を誇るイングランドの雄「クラークス」のフェイバートップというモデル。

「イタリアを代表するソールメーカーFINPROJECT社の「XL EXTRALIGHT」。軽さだけでなく耐久性やクッション性にも優れている。」というソールを用いており、ワラビーやデザートブーツで有名な同社の売りはやはりデザイン。

革靴というよりはヴィンテージキャンバススニーカーをレザー仕様にしたようなデザインで、こちらも革靴というよりはスニーカーをドレスアップしたような印象。

レザーとスウェードのコンビレザーがカジュアルな印象を高め、さながら大人の休日のラフ靴といったような靴。


ティンバーランド アースキーパーズシリーズ


アウトドア、そしてストリートシーンやカジュアルブーツの代表格として世界中から愛されているティンバーランド。
ティンバーランドといえばイエローヌバックのブーツですが、こちらはそんなイメージとは打って変わって、非常にトラッドな一足。

リサイクルゴムやペットボトル、環境に優しいレザー素材、オーガニックコットン等を使用した地球環境に優しい作りをコンセプトに開発されたアースキーパーズシリーズ（アースキーパー→地球環境を守る）。

そんなアースキーパーズシリーズの中で最もトラッドな印象なのがこちら「ストームバックライト」。
こちらはハイブリッドシューズの中で最も革靴よりな一足です。

そして、同じアースキーパーズシリーズの中で最もコンフォータブルなのがコチラ。


こちらはバルカナイズド製法をドッキングし、更にカジュアルにしたウィングチップ。
ここまで来るともうスニーカーよりレザースニーカーといった印象ですが、ウィングチップを生かすことで新ジャンルハイブリッドシューズの仲間入りといった所でしょうか。

HIROSHI TSUBOUCHI　スニーカーソールシリーズ


日本からは2008年創業の注目の靴ブランドHIROSHI TSUBOUCHIが紹介されています。

近年、SHIPSやBEAMS、EDIFICEなど日本のセレクトショップがこぞって取り扱うブランドで、トラッドな靴にはグッドイヤーウェルト製法、カジュアルシューズにはステッチダウン製法を用いており、こちらはステッチダウン製法を採用している。

非常に人気のブランドで上記モデルは完売しているが、今後も履き心地とデザインとを併せ持った質実剛健でなおかつ履き心地が良いというハイクオリティ志向の日本人気質にピッタリと合ったブランドです。

下記モデルもハイブリッドシューズの中でも非常にドレッシーな一足と言えるモデルです。