ABCマートは依然好調。11月は既存店売上高3.6%増。

EDWINの事業ADR申請Levi'sのLVC JPの解散とジーンズメーカーの不景気なニュースが2つ続きましたが、反対に近年のランニング・ジョギング・ウォーキングブームにも乗り、好調に増収増益を繰り返しているのがABCマート。



全国にチェーン展開する低価格・高品質が売りの靴小売店で幅広い層に支持されています。

この11月の売上げは昨年同期比3.6%増。
11店舗出店(1店舗閉店)で749店舗になりました。

ABCマート:11月の既存店売上高は3.6%増、テレビCMの効果でレディースのスポーツシューズが好調|財経新聞
http://www.zaikei.co.jp/article/20131203/166082.html

ちなみに2014年2月期第2四半期の連結決算は、売上高が前年同期比22%増の938億円、営業利益は同13%増の189億円、経常利益は同10%増の191億円と見事な増収増益。

ABCマートは繁華街の路面店、地方のロードサイド店、ショッピングモールやファッションビルなどへの出店と、非常に幅広い出店戦略でリスクヘッジをしており、台湾・韓国でも200店舗近い出店をしており、更にはHAWKINSやVANS、DANNERの商標権を取得し、オリジナルブランドとしてSPA方式の導入により高い収益性を確保している。

2013年の連結売上高は1500億円を超えており、アパレル業界として考えるなら国内7位ぐらいにランキングされる。

ちなみにABCマートのオリジナルブランド(プライベートブランド)戦略は下記の記事に詳しい。

PB先進企業・靴のABCマート、驚異の戦略〜ブランド単体と小売、2つの顔で相乗効果
http://biz-journal.jp/2013/09/post_2957.html