ロシアンマフィアのファッションを知っておこう。

特に意味はありませんが、ウォール街のバンカー達のファッションを知ったところで(※ウォール街の身だしなみを知っておこう。)、対極にあるとも言えるロシアンマフィアのファッションも知っておきましょう。

ワルのファッション|ロシアNOW
http://roshianow.jp/arts/2013/12/29/46633.html

ロシア事情を伝えるニュースメディア「ロシアNOW」からの紹介。

ロシアのマフィアは、世界中で有名で、独自のスタイルというものがある。それは、特異なサブカルチャーのファッションという域を超えて、国中で人気があり愛されている国民的トレンドでさえある。

マフィアのファッションがトレンドでさえあると言われるほど国民に認知されており、しかし世界では流行をまだ作っていない事から、ロシアンマフィアのファッションを知ることはもしかすると他国では新鮮に受け取られるかもしれませんし、数年後の世界のトレンドを読むことにも繋がる可能性もあると思い取り上げたくなりました。

1940年代にロシア国内で流行したワルのファッションは、「ハンチング帽、下げたブートトップス、白いスカーフ、金の義歯」という出で立ちだったそうで、とにかくワルが人気があるようで、犯罪音楽も流行したそうです。

また、「裕福な家庭のストリート・キッズは、ベルボトムのパンツをはき、時にブーツの中に裾を隠しながら、ギムナスチョルカ(詰襟の上着)、テラグレイカ(防寒服)、ボーダーシャツを着て、「ベロモルカナル」タバコを吸っていた。」といったように、貧民層や犯罪者だけが悪い恰好をしていたのではなく、裕福な家庭の子供もワルに憧れ悪ぶっていたようです。

1990年代にはソ連が崩壊した事もあり、多数のギャング団が現れ犯罪ブームが起こったそうで、その頃にもワルのファッションが流行したようです。

ギャングのリーダーは、クリムゾンやマルーンのジャケット、ダークカラーのワイシャツとネクタイ、大きなゴールドのチェーンと指輪を身に着けていた。 30グラムの太いゴールドのチェーン、大きな正教の十字架、ショーツ、サンダルというギャングのいでたちは海外で特に目立ち、すぐにロシア人と見分けられていた。ギャングたちはファッション分野についてあまり知らなかったため、服やアクセサリーを選ぶ際、「高ければ高いほど良い」という原則にしたがってい た。
とわかりやすく悪そうな格好をしていたみたいですね。

実質、これを読む限りロシアではファッション自体の歴史が浅く、欧米に比べ非常に遅れている印象を受けます。
田舎のヤンキーのような印象でしょうか。

日本も欧風ファッションになってからの歴史と考えればそんなに変わりません。
しかし、経済成長のお陰もあり現在は日本は世界でも有数のファッション大国ですから、経済や社会の成長と飛躍がファッションに与える影響というのは大きいという事に気付かされます。

また社会的背景や歴史がファッションに及ぼす影響というのは非常に大きいものがあるんですね。