レザーカスタムオーダーブランドのJOGGOが2日間限定で阪急うめだ本店に出店

現在、世界のアパレル業界で最も虐げられた労働条件を強いられていると言われている最貧国バングラデシュで、高度な技術を持つ革職人を養成することを目的とし、カスタムオーダーされたレザーアイテムをバングラデシュの自社直営工場にて一つ一つ職人が丁寧に手作りした商品を提供しているレザーカスタムオーダーブランドのJOGGOが1月23日、24日の2日間限定で関西初となるショップインショップを阪急うめだ本店に出店します。


中国の人件費高騰などもあり、現在、ユニクロをはじめ世界の名だたるアパレルブランドがバングラデシュでの製品製造にシフトしてきていますが、その劣悪な労働環境が度々話題にもなっています。

JOGGOはそんなバングラデシュでの雇用創出を目的に設立された自社工場で、労働者に高い技術を身に着けてもらい、世界で通用する職人をたくさん養成することで、安定した雇用と収入を生み出すことを目指すという社会的意義を持つレザーブランドです。

カスタムオーダーはiPhoneケースや財布、名刺入れなどの製品の中から商品を選択し、革製品の色をパーツごとに選択肢オーダーする形式です。

価格は4,900円〜14,800円(税込)と、大量生産品に負けない価格で提供されるのが魅力です。

今回の阪急うめだ本店でのイベントでは、オンラインでは触れることのできない13色の「本革サンプル」や「商品サンプル」を実際に手にとって見ることが可能です。

■バングラデシュの自社工場について
バングラデシュの自社工場は、アジア最貧国であるバングラデシュの貧困層に雇用を創出することを目的に設立。2013年10月にバングラデシュ出身である現ボーダレス・バングラデシュ代表、ファルク・ホセインを含めた2人で、60坪の小さな工場としてスタート致しました。

現地で年1回行われる宗教的なお祭り“イード”で、国中のイスラム教徒が牛などの家畜をアッラーに捧げ、大量の牛皮が発生することから、これを使った革製品の製造工場とすることに決め、主に仕事が無い失業中の人や、田舎を出て家族のために出稼ぎにきている人、小さな子供を抱えた独り身の女性、障害があり職を得られない人など、特に厳しい状況におかれた人たちのみを採用してきました。

採用する従業員は革製品作りの経験や技術がなく、社内でゼロから教育し育てていくため、工場経営としては効率が悪くコストがかかりますが、製造技術については、日本の老舗メーカーの職人による日本の技術を導入しているため、バングラデシュにおいても日本の高いクオリティを維持しています。
従業員の会社に対するロイヤリティーは非常に高く、家庭の事情などを除いて、工場を辞める人間はほとんどいません。

設立から1年後の2014年7月には900坪の工場に移転し、設立後2年弱で、300人以上の従業員数を抱えるまでに成長しています。

現在、バングラデシュの自社工場で製造している製品は、オーダーメイドの革小物として人気の「JOGGO(ジョッゴ)」及び、本革ビジネスアイテムが人気の「Business Leather Factory(ビジネス・レザー・ファクトリー)」です。

モノが溢れている時代ですから、こうした社会的意義を持つブランドの製品を持つことで、単なるオシャレからもうワンランク上のオシャレを楽しみたいですね。

公式:JOGGO