ユニクロ11月は苦戦。

ユニクロを運営するファーストリテイリングが11月の国内ユニクロの売上推移速報を発表しました。


発表によると「11月の既存店売上高は前年比91.1%、直営店計の売上高は前年比90.1%、ダイレクト販売を含む売上高は前年比91.9%」となっており軒並み前年同期を下回る不調な結果となっています。

不調の原因は「11月は中旬の気温が例年に比べ極めて高かったことから、冬物実需商品の販売が苦戦し、前年を下回る結果となりました。」とされています。

ユニクロは今秋冬から消費税増税の際の価格表示マジックによる便乗値上げも含めると(実質)3季連続の値上げを実施しており、客単価の向上などで売上高は8~10月の直近三ヶ月は向上したものの、今年6月かた半年間連続して客数が減少しており、驚異の成長を見せてきたユニクロの勢いに若干の陰りが見られます。

ユニクロまたまた値上げへ。2015年秋冬から。

また、今年8月に6万円を付けていた株価も現在は12月4日終値で46,720円と、8月末にあったチャイナショックを踏まえてもやや低調に推移しております。

勿論、世界のユニクロですからまだまだこれからいろいろな策で成長していくことと思いますが、暖冬と言われる今冬は正念場の季節になるかもしれません。

出典:国内ユニクロ売上情報|ユニクロ