11月3日に開催される「循環フェス」は、京都梅小路公園を舞台に、Z世代とリユース(再利用)をテーマにしたユニークなイベントです。主催する株式会社ヒューマンフォーラムは「SPINNS」などのアパレル事業を通じて、若者のエコ意識を高める取り組みを行っています。今回は、若者に人気のインフルエンサーが参加するフリーマーケットや、地元の学生主導のブースが新たに加わり、昨年よりさらに内容が充実しました。
Z世代に支持されるインフルエンサーが自らの私服を提供する「インフルエンサーフリーマーケット」は、ファッションに敏感な若者にとって大注目のブースです。人気インフルエンサーの那智あかねさんや小泉沙和さん、白城アヤナさんなどが出店予定で、彼らの個性豊かなスタイルが披露される場となります。京都を中心に活躍するインフルエンサーが一堂に会し、直接交流する機会としても魅力的です。
学生による団体「JAM CIRCLES」が運営する「JAM MARKET」は、京都を拠点に文化を発信する若者たちが集うスペース。地元の学生ブランドやクリエイターが独自の作品を出展し、彼らの熱意や創造性に触れることができます。ここでは、京都特有のアーティスティックな空気感が体験でき、多様なバックグラウンドを持つ出展者たちのユニークな作品が注目の的となります。
循環フェスの中心的存在である「¥0Market」は、来場者がアンケートに答えることで、無料で衣服を持ち帰ることができるブースです。集められた古着は再利用され、環境への配慮を促す取り組みとして多くの関心を集めています。リユースの理念を体験する場として、特に若者に人気のコンテンツです。
地元企業やブランドが参加する「循環マーケット」では、古着ショップやエシカルブランドが一堂に会し、幅広いファッションスタイルが展示されます。また、「循環マルシェ」では地元の飲食店が出店し、秋の味覚を取り入れた料理やスイーツが提供されます。地元の農家やカフェのサポートを受けたフードブースもあり、フェスに訪れることで地域の魅力を味わいながら、サステナブルな暮らしを体験することができます。
循環フェスでは、ファッションやリユースを超えて、アップサイクルやサステナブルな生活を考える「循環ワークショップ」も開催されます。パタゴニア京都やWACOALなどが協力することで、廃棄されるはずの素材が新たな商品やアイデアに変わる瞬間を体験できます。特に注目は、高校生や大学生が自由に表現し、学びながら創造力を育む機会として提供されることです。
2022年にスタートした「循環フェス」は、毎回1万人以上が訪れる大人気イベントです。今年も、古着や学生服、自転車や電子機器まで回収する「回収コーナー」をはじめ、多様なリユース体験が用意されています。各ブースでは、参加者が身近なリユースのアイデアを体験できるよう工夫が施されています。
公式Instagram: 循環フェス公式Instagram