ファッション&ライフスタイル誌『2nd(セカンド)』の2023年11月号「いままた、アイビーの洗礼を。」特集号が、2023年9月15日(金)に発売となっています。
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1960年代半ばに起こった日本初のアイビーブーム。
当時とまったく同じではありませんが、根幹にはアイビーを持ちつつ、趣向を変え、繰り返し、今日に至るまでアイビーファッションは残り続けています。
何度目かのアイビーブームを迎えた現代において、アイビーの始まりから、現在までの変遷を改めて紹介します。これを読めばアイビーが何たるかが理解できる、そんな内容となっております。
また、昔ながらの日本のメンズショップを巡る「あの頃にタイムスリップできる洋品店。」、伝統あるカルチャーを学ぶ「粋な異世界入門。」などトラディショナルな企画が目白押しの2nd11月号。
いままた、アイビーの洗礼を。
日本における、トラッドファッションは間違いなくアイビーから始まっています。であるならば、トラッドなファッションを志すものとして、アイビーを知ることは必然であると言えます。アイビーの始まりから、現代までの変遷を学ぶ「アイビー全史」アイビーファッションの必須アイテムを紹介する「アイビーワードローブの基礎知識」、日本のアイビーファッションを作り上げた男たちへの取材「The Legend of IVY」、アイビーファッションのアイコン、ケネディ大統領を知る「JFK学」などアイビーを掘り下げる企画が盛沢山となっています。
アイビー全史
日本のカジュアルファッションはアイビーから始まりました。時は1950年代、ファッションブランド〈VANが提唱し始めた、アメリカの大学生をルーツに持つアイビーカルチャーは〉、日本国内で独自の進化を遂げてきました。一世を風靡するムーブメントを巻き起こしたかと思えば、他のカルチャーに淘汰されるなど、浮き沈みを繰り返しつつも現代に至るまで常に日本のファッションの根底であり続けています。そして2023年、いま再び日本は第四次目のアイビーブームの渦中にいると言えます。約70年以上にわたるこのアイビーの歴史を改めて詳細に振り返る「アイビー全史」の決定版です!
同世代が語り尽くす70~80年代のアメトラ昔話。
第二次・第三次アイビーブームが巻き起こった1970〜80年代は、セレクトショップや大手百貨店などの隆盛によって、アメリカからたくさんのモノやスタイルが流入してきた時代です。そんな激動の時代を生きた方々に、当時の空気感や愛用品など、心ゆくまで語っていただきました。出演者は、生粋のトラッドファッション好きな文藝春秋の取締役である新谷学さんと、ビームスのクリエイティブ ディレクター、窪浩志さんのお二人。当時のリアルを、驚きのエピソードなどとともに追体験できる対談企画です。
アイビーワードローブの基礎知識
アイビーのワードローブに不可欠なアイテムであるブレザー、BDシャツ、チノパンツ、レジメンタルタイ、革靴。これら5つの「いまさら聞けない基礎知識」を改めてイチから掘り下げる教科書的な企画です。発祥の起源、各パーツの名称から豆知識など、読み応え満載の20ページ。それぞれのカテゴリにおいて、今買いたいアイビーアイテムを集めたカタログも合わせて掲載しています。
JFK学 アイビーの肖像、ケネディを学ぶ
アイビーファッションのアイコンとして長く語られ続けている、ジョン・F・ケネディ。わずか1037日という在任期間でありながら、彼のもたらしたアメリカや、日本への影響は計り知れません。没後60年となる2023年に、改めてケネディがどんな人物であったのかを学べる内容となっております。ケネディ大統領の愛用品を紹介する「今買える、ケネディの愛用品」など、今まで知らなかったケネディの一面を知れる企画となっておりますので是非ご覧ください。
あの頃にタイムスリップできる洋品店。
アイビーファッションが一世を風靡した時代に、日本にあふれていたメンズショップ。時が経つにつれて、店舗数は減っていき、今ではごく少数となってしまっています。それでも、当時の趣を残しつつ、現代まで残り続ける洋品店が日本にはまだ残っています。2ndが全国で見つけた、「あの頃にタイムスリップできる洋品店。」を紹介します。粋な異世界入門
トラッドな装いについて学んだら、次はトラッドな「心」を学びましょう。取り上げるのは、バーバー、シガーバー、寿司、落語。昔ながらのバーバーで身だしなみを整えること、隠れ家のようなシガーバーで葉巻を燻らすこと、寿司と落語という日本の文化に正しく触れる...。いつもとは少し違う、ちょっぴり背筋の伸びるような場所に足を運び、その空間やそこで働く人々の「粋」を感じることが、あなたのトラッドな「心」を刺激し、育むことに繋がります。
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