前作 『Heller’s Cafe Part.2』(2012年)から10年ぶりとなる新作がついに完成。
「Heller’s Cafe」(シアトル)のオーナーであるラリー·マッコイン氏とタッグを組み、『Part 1 & 2』には掲載されていない1870年代~1960年代のレアな古着を大特集!
テーマは「20世紀初頭の産業革命によって生まれたユニフォーム」。
今から100年以上前に誕生した黎明期のワークウェア、およびスポーツ&ミリタリー系ユニフォームにフォーカスを当てており、滅多にお目にかかれないレア·アイテムが満載です。
改めて感心することは、今日我々が着ているメンズ·ウェアの大半は既に100年前からそのデザイン·コンセプトが存在していたことです。
この本に掲載されている200着以上の古着はまさに「現代衣服の原型」であり、洋服に限らず「オリジナル」を見ることによって得られるインスピレーションは無限大です。ジャンルを問わず「死ぬほど洋服が大好き!」なファンにお薦めしたい一作です。
また、前作『Heller’s Cafe Part.2』と前々作『Heller’s Cafe Part.1』もリデザイン版を同時刊行。
著者
田中凛太郎(たなか りんたろう)
1970年山口県岩国生まれ、神奈川県横浜育ち。一人でフォトグラファー、ライター、編集人をこなす「三刀流」。1990年以降、アメリカ中を旅するようになり、1998 年にカリフォルニア州サンクレメンテへ移住。2013年以降は同州ロングビーチにて編集スタジオ「Rin Studios」を運営する。現在までに古着関連の文献を計25冊発表し、「古着リサーチの第一人者」として世界的に知られる。さらに2010年以降はロサンゼルスにて、古着イベント“Inspiration”を主催。
公式:MyFreedamn!