EUROPE TUOR IN JAPAN 2022 SPRING
日本のヨーロッパ発見の旅
もうかれこれ2年近くの期間にわたって、海外へ行くことがなかなか難しくなってしまっている。それでも僕らのお手本は、やっぱり今も変わらずヨーロッパにあり。直接行くことが叶わないんだったら、日本の中にあるヨーロッパを探してみよう!そんなわけで今回の大特集は【men's FUDGEの誌面で巡る欧州旅行】。ページをめくって国境を越える特別なツアーにいざ、出発!
UNITED KINGDOM イギリスのファッション <紳士が嗜むトラッドファッション>
僕らが憧れる英国のファッションといえば、イギリスの数ある伝統のブランドを身に付けたジェントルマンが嗜むトラッドなスタイル。格式高いイギリスの伝統を日常着として取り入れるなら、何よりどこかにモダンな雰囲気も香らせて。品のよさは装いつつも、粋な遊びを取り入れて。そんな具合に、ちょっぴり肩の力を抜いたスタイルで歴史の重みを噛み締めたい。
ITALY イタリアのファッション<伝統と革新が交差する温故知新なファッション>
≪トッズ≫や≪ゼニア≫のような100年以上の歴史背景を持つ伝統的なブランドをはじめ、世界に名だたるビッグメゾンを多数所有することで知られるイタリア。でもその反面、高度な技術でモノづくりの概念を覆してきた≪ディーゼル≫や≪シーピー カンパニー≫のような常識破りなブランドも実は多い。そんな風にして“伝統”と“革新”が行き交うところこそ、この国ならではの面白さ&奥深さ。もちろん、世界三大に数えられる高品質なイタリアンレザーのプロダクトも忘れてはならない。
合理性を求めるドイツの国民性が、何にでも合わせられる黒い服を選ばせるのか。はたまた単純にブラック好きが多いのか?はっきりした理由はわからないけれど、ことベルリナーに限っていうなら、ほぼほぼ全身のアイテムをブラックでまとめたスタイリングが大好き。もしもこのベルリナー的ブラックスタイルに挑戦するなら、単調になりがちな印象をどう防ぐのか?というのが鍵になる。シルエットで装いに動きをつけたり、チラリと別カラーを覗かせてみたり。この手のスタイルを乗りこなすコツを、5つのスタイルサンプルでご紹介。
世界に流通するダイヤモンドの総量の80%が何かしらの形で経由するといわれるベルギー北部の街、アントワープ。かの有名な“アントワープ・シックス”が通った『王立芸術アカデミー』があるのもここ。そう、この街には宝石はもちろんのこと、未来の世界的なファッションデザイナーになる可能性を秘めたダイヤの原石たちが常に眠っている。街ゆく人々がお洒落なのは必然、ベルギーを、そしてヨーロッパを代表するファッションたる所以なのだ。
雄大な自然が広がる北欧諸国は、美しい自然を楽しめる場所が身近にたくさんあって、日常的に自然との時間を楽しんでいる人が多い。そんなわけで、実はアウトドア用のアイテムを手掛ける北欧ブランドは数多くあり、しかもほかの地域のブランドとは一味違なるデザインが多いという独特の魅力を持っている。「流行りのアウトドアものは気になるけれど、他の人と被るのは嫌だ」なんていうわがままなキミは、ここでご紹介する北欧アウトドアブランドを覗いてみるのがいいかもね。
世界のトップメゾンがひしめき合うことで知られる、ヨーロッパ圏随一ファッション大国、フランス。昔は隣を歩く女性を引き立てるためにシックなカラーリングを纏うのが、パリジャンの粋とされていたとかいないとか……。その真偽はさておき、シンプルで様になるスタイルを十八番とする彼らの着こなしは、men's FUDGEボーイにとって好サンプル。それなら、まずはパリジャン御用達を知っておいて損はないはずだ。
ハイテクスニーカーも好きだけど、スタイリングを選ばずデイリールックに合わせやすいのはやっぱりローテクスニーカー。人気ファッションブランドの個性的デザインから、実力派スニーカーブランドのものまで、今季の新作を一挙に公開!
やっぱり今年の春も、僕らの主役はセットアップだ。さっと着るだけでサマになるし、何よりちょっとオトナで格好いい。そんなセットアップ、この春はどう楽しもうか。
春の香りが街に漂い始めたら、ワードローブのラインナップも、ちょっとずつ明るいものにシフトの準備。とはいえ一気に変えてしまうと「やったな」感が強すぎ。これから一カ月間、ペールトーンのウエアを“徐々に”取り入れて、スプリングロードを上手に歩き出そう。
持ち物は最小限に、お金はキャッシュレスで。そんなスタイルがメジャーになってきた今こそ、あなたの持ち物も見直してみるのもよいのでは?ここでは、ミニマリストに向けたバッグと財布、その組み合わせをご紹介するのでぜひ参考にしてみて!