モバコレをロコンドが買収

ファッション経済ニュース

先月末、MAGASEEKとの在庫シェアリングがスタートしたZOZOTOWNを追うアパレルECサイトLOCONDO.jpを展開する株式会社ロコンドが千趣会のファッションECサイト「モバコレ」を買収しました。


モバコレはINGNIやセシルマクビー、X-girl、Ungridなど10代～20代をターゲットとしたオンラインショッピングモールで、元々はDeNAと千趣会が共同で立ち上げました。
現在はベルメゾンなどを展開する千趣会が単独で運営していましたが、千趣会は現在、業績不振に陥っており、昨年末から大幅リストラを実施するなど苦しい状況で、売上高25億、営業利益5600万円、総資産2.36億円の黒字子会社のモバコレを売却した形です。

売却額は4.88億円。

これにより「靴のロコンド」として名を馳せてきたロコンドですが、靴以外の取り扱いが40%まで増える事になります。
またこれまでロコンドとしては取り込めていなかった客層の取り込みなど、大きな買収効果を期待される買収となりそうです。

高級紳士靴メーカーのマドラスとの提携も同時に発表しており、ZOZOTOWN猛追へ、ロコンド勝負の6期目が本日よりスタートしています。

（2019年7月8日追記）
モバコレはその後、ロコンドガールズコレクションとしてリニューアル！
※「ロコンドガールズコレクション」スタート！