WEGO（ウィゴー）がJ-STARに事業譲渡

ファッション経済ニュース

1995年に大阪アメリカ村の無国籍百貨に誕生し、その後、飛ぶ鳥を落とすかの如く成長を遂げたカジュアルショップ「WE GO」を展開する株式会社ウィゴーが独立系の投資会社であるJ-STAR(株)に会社分割により事業譲渡しました。


元々、旧ウィゴーは昨年8月に投資会社（株）オーチャードコーポレーションが株式を取得し、創業者の中澤征史氏はじめ経営陣が退任していました。またその後、（株）アラタマコーポレーションがオーチャードコーポレーションより保有株式を買い取り、中澤氏も取締役に復帰していました。

現在は中澤氏は特別顧問としてかかわっており、過去にオリーブデオリーブの再生にもかかわった経験のあるJ-STARがEC強化や海外展開の強化に取り組んで事業の拡大を目指していく模様。

なお譲渡事業はWE GOブランドを中心に渡辺直美とのコラボレーションブランドとして立ち上がった「PUNYUS（プニュス）」や若槻千夏とのコラボレーションブランドとしてスタートした「WC（ダブルシー）」、買収した大阪発のジーンズブランド「Denime（ドゥニーム）」、GIORDANO、DAMMY、DING、BUCCA44などのブランドも含まれます。

現在、ウィゴーは全国に185店舗を展開しており、年商は350億円。