L.A.発デニムブランド「YANUK」が企画アドバイザーにベルベルジン藤原裕氏を起用

2003年にL.A.で誕生したデニムブランド「YANUK(ヤヌーク)」が2019 S/SよりDENIM企画アドバイザーとして、東京・原宿の日本を代表するヴィンテージショップ「BerBerJin(ベルベルジン)」のDirectorを務める藤原裕(ふじわらゆたか)氏の起用を発表しています。


藤原さんは古着業界ではカリスマ的存在で、特にヴィンテージジーンズに関してはLevi'sの501にとことん迫った「THE 501®XX A COLLECTION OF VINTAGE JEANS」の著者としても知られ、世界屈指の知識を持っておられます。


同じデニムを取り扱う立場でありながらも本来交わることのない2つのフィルターが、藤原氏の圧倒的な経験を通し、“YANUK” men's&women'sが発信する、新たなデニム作りとして2019年春夏コレクションよりスタート。


ベルベルジンに代表する国内のVintage Shopは、今や海外からも多数の来店があり、その貴重なコレクションは日本の市場から海外へと移ることも多く、本場U.S.AのVintage Denimは商品自体が消えゆくモノと成りつつあるのが実情です。

一度、国外に出たら希少なものは二度と手に入ることがないVintage Wearの世界における、デニムの価値と希少性は、常にパーソナルな魅力を放ち続け多くのファッショニスタの心を引き付けることから、今や海外のデザイナーがそれらを参考にコレクションを展開するなど、年々高まりを見せています。

素材、技術、求めるモノや体感できるコトなどが圧倒的なスピードで変化・進化し、そして、アパレルにおける消費のサイクルは買って売る、そんなサイクルが当たり前になり、消費されていくだけのモノも珍しくありません。

そんな今、価値ある一本のデニムとは何か?
丈夫で長持ちし、何に対してでも合わせられる普遍的なデニムだからこそ、現代に求められる“Fitting”や“Fabric”と歴史が生み出したVintageの“Finish”、それらが融合し、パーソナルな価値ある一本として選ばれるデニムをYANUKは考えます。
ヴィンテージデニムでも、プレミアムジーンズでもない、そしてただのリメイクやリプロダクションではない、新たなカルチャーとなるべく、“本物”の目を通したVintageとRealを次なるステージに向けた融合と呼べる、より強烈なCulture blended styleを目指します。


■“YANUK”とは
2003年にL.A.のリラックス感から生まれたデニムブランド“YANUK(ヤヌーク)”最大の魅力は選りすぐりの素材とカッティングから生まれる、シルエットの美しさと極上の穿き心地にあります。
ウィメンズラインでは女性らしいシルエットを追求し、デニム特有のヘルシーさのなかに、どこか可愛らしさと色っぽさを纏ったフェミニンなムードを大切に。
メンズラインでは、いくつになってもデニムが似合う人であって欲しいとの思いを込めて、ベーシックな顔つきながらもスタイルアップして見える絶妙なカッティング、過度なダメージや色落ちをあえて避け、清潔感を意識しました。
ジェンダーをこえて共有しているのは、デニム=窮屈という概念を覆す、ストレスフリーな穿き心地。
時代によってトレンドは変わっても、ファッションを愛し、楽しむ大人に優しく寄り添う、最愛のパートナーでありたいと願っています。

古着業界的には凄いニュースですね。
古着業界屈指の知名度を誇る藤原さんがこうした方面で活躍されれば、古着業界の人材に、これまでとは違った角度から注目が集まることは必至。

多彩で多様なキャラクターが溢れる大阪古着業界にも新たな光が当たることを期待しています。

公式:YANUK公式サイト