効果的なヒートテックの重ね着とは
今冬もヒートテックで高機能肌着商戦を引っ張るユニクロが、寒さが厳しくなるこれからの季節に合わせて「ヒートテックの効果的な重ね着の仕方」の検証結果を発表しています。ユニクロが20代から30代の女性1,410人にヒートテックの疑問を聞いたところ、約16.0%の226人の女性がヒートテックに対して何らかの疑問を持っており、中でも「ヒートテックを2枚重ねて着ると1枚で着るより暖かいのか」という疑問を持つ女性が多いことがわかったそう。
そこで、ユニクロはヒートテックの効果的な重ね着の仕方を検証すべく、ヒートテックの重ね着の暖かさをサーモグラフィーで検証し、結果を公表しています。
果たして効果的なヒートテックの重ね着とは!?
実験結果
今回の実験では、ヒートテック1枚着、Mサイズの2枚重ねと、Mサイズの上にLサイズを着用する2パターンの重ね着で検証。ヒートテック1枚着
こちらはヒートテック1枚着のサーモグラフィーの画像です。
おおよそ全体が34度程度に保たれているのがわかります。
Mサイズの2枚重ね
こちらはMサイズの2枚重ね。
1枚着に比べ、赤い部分が広くなっており、また温度の低い部分も少なくなっております。
胸の間やベルト上など、空気が入っている部分でより温度が高くなっていますね。
明らかに1枚着より暖かそうです。
Mサイズの上にLサイズを重ねて着用する
そしてこちらがMサイズの上にLサイズを着用した時の画像。
赤い部分が更に増え、相当な保温力がありそうです。
結論
より効果的なヒートテックの重ね着は以上の実験結果から「Mサイズの上にLサイズを重ねて着用する」とより高い効果が得られることがわかりました。これは空気の層に答えがあります。
空気の層が出来ることでより高い保温効果が得られるのですが、Mサイズの上に更に大きなサイズであるLサイズを着用することで程良く衣服間に空間を保ち、ヒートテック同士の間でも空気の層を作ることが出来ており、高い保温効果を得ることに成功しています。
衣類の熱抵抗を表すCLO値を算出した結果では、ヒートテック1枚着に対しヒートテックの2枚重ね(上にLサイズ着用)は約2.2倍暖かいという結果になっているそう。
以上の結果を踏まえて、寒い冬をより快適に過ごしましょう!