スニーカーやウォーキングシューズなどフットウェア販売最大手のABCマートが2016年10月5日(水)、2016年3~8月期の業績を発表。
売上高は前年同期比2%増の1232億円、純利益は11%増の162億円で着地。
上半期は6~8月期の台風連発によってやや不調におわり、2017年2月期の連結純利益を従来予想の9%増の284億円から前期比7%増の278億円に、6億円下方修正。
ABCマートと言えば、円安での訪日外国人客を取り込んだインバウンド特需の大きな企業ですが、年初からの円安進行のあおりもあり、客数はそれほど変化はないものの、まとめ買いが減っているようで、通称「爆買い」に陰りを感じさせます。
品目別ではサンダルが伸び、レザーカジュアルやビジネスシューズが不調と、単価の高い商品の苦戦も不調に繋がったのかもしれません。
ただ、先ほど外国為替市場で1ドル104円をつけるなど、幾分、円高が和らぎ、また年末に向けて、米大統領選やアメリカの利上げ、衆議院選挙など円安要因になりそうなイベントが数多くあり、年末に向けて、インバウンド消費の回復も期待されることから、悲観的になるような業績ではなく、近年、飛ぶ鳥を落とすかのような勢いで成長してきた同社の勢いはまだまだ衰えないのではないでしょうか。
参考:ABCマートの今期、連結純利益7%増に下方修正 台風など響く|日本経済新聞
売上高は前年同期比2%増の1232億円、純利益は11%増の162億円で着地。
上半期は6~8月期の台風連発によってやや不調におわり、2017年2月期の連結純利益を従来予想の9%増の284億円から前期比7%増の278億円に、6億円下方修正。
ABCマートと言えば、円安での訪日外国人客を取り込んだインバウンド特需の大きな企業ですが、年初からの円安進行のあおりもあり、客数はそれほど変化はないものの、まとめ買いが減っているようで、通称「爆買い」に陰りを感じさせます。
品目別ではサンダルが伸び、レザーカジュアルやビジネスシューズが不調と、単価の高い商品の苦戦も不調に繋がったのかもしれません。
ただ、先ほど外国為替市場で1ドル104円をつけるなど、幾分、円高が和らぎ、また年末に向けて、米大統領選やアメリカの利上げ、衆議院選挙など円安要因になりそうなイベントが数多くあり、年末に向けて、インバウンド消費の回復も期待されることから、悲観的になるような業績ではなく、近年、飛ぶ鳥を落とすかのような勢いで成長してきた同社の勢いはまだまだ衰えないのではないでしょうか。
参考:ABCマートの今期、連結純利益7%増に下方修正 台風など響く|日本経済新聞