これにより、輸出中心の日本経済は冷え込み、日経平均株価は年初の2万円台から急落。
現在は16000円台で推移しています。
しかしながら円高で恩恵を受ける業界もあり、特に顕著なのは製造をアジア諸国に頼っているアパレル・ファッション業界。
ほとんどの製品を輸入に頼っており、ユニクロのように海外での売り上げが多い企業は例外的に円高で減益となっているようですが、基本的には歓迎すべき状況だと思います。
これによってフランスのジュエリー・高級時計ブランド「Cartier(カルティエ)」では、8月5日(金)より、ほぼ全商品にわたり標準小売価格を値下げすることを決定。
商品カテゴリーやコレクションにより価格構成が異なりますが、全体として約10%の値下げを決行するようです。
価格改定理由としては「昨今の為替変動を鑑み」としており、円高で得られる利益を顧客に還元する方針のようです。
今後、更なる円高が進むようですと、「円高還元セール」などが他ブランドやショップなどでも開催されることが予想されます。
公式:Cartier