スニーカーブーム健在!ABCマート最高益を更新!

空前のスニーカーブームの中、昨年、過去最高益を達成したABCマート。

ABCマート好調!大幅増益。(平成26年)

8日に平成27年2月期の連結決算を発表。
売上高2135億8400万円(13.6%増)、経常利益404億500万円(16.1%増)と好調だった昨年から共に10%以上の増収増益を果たしました。

事業環境としては円安での材料費の高騰や消費税率引き上げによる個人消費の低迷が長引いており、逆風が吹いているようですが、90年代以来の大スニーカーブームと中国人をはじめとする訪日外国人客の激増によるプラス面が大きく作用し、大幅な増収増益につながったようです。

特徴的なのはAIR MAXやSTAN SMITHなどの高級ラインのスニーカーがよく売れているようで、客単価が前期比5.8%増となっているようです。

またこの一年での新規出店は72店で、合計出店数は975店舗となり、1000店出店まであとわずかとなっております。

また海外出店も加速させており、韓国で25店舗、台湾で4店舗、米国で1店舗の新規出店を果たし、海外店舗数は韓国159店舗、台湾28店舗、米国4店舗で合計191店舗となっています。

平成28年度2月期の業績予想は7.5%増の2295億円となっており経常利益は2.5%増の414億円の予想となっております。

またFashionsnap.comによりますと、スニーカーブームのおかげで「靴下屋」や「タビオ」を展開するタビオも営業利益で37.3%増加したとのことで、超大幅な増収増益となった模様です。
その要因としましては「スニーカースタイルのトレンドで例年になく靴下に関する話題が多く取り上げられ、足元のカジュアル化に対応する商品を投入したことなどが奏功し、上期を中心に売上が好調に推移した。」とのこと。

出典:空前のスニーカーブームで「ABCマート」と「靴下屋」が増収増益