ここ数日、インターネット上を賑わせている話題。
紳士服販売業界2位のAOKIがフレッシャーズ応援おめでとう割として販売したスーツが景品表示法に抵触しているのではないかという指摘がされている事件。
そのDMに掲載されていたフレッシャーズ応援おめでとう割に掲載されていた商品(19000円)を購入しようと、AOKI福岡清水店を訪れたが「土日祝限定 各日5セット」という限定数に漏れた為、正規の値段(43640円)で購入させられたが、父親があまりの価格差に腑に落ちなかったので問い詰めたところ、実際には「2セット」しか販売されておらず、景品表示法に抵触しているのではないか、詐欺商法ではないか、と報じた。
その父親がニュースハンターの記者だったという事で、事件の顛末の詳細なやり取りが同じくニュースハンターに掲載されている。
AOKI 詐欺行為発覚の顛末|ニュースハンター
http://hunter-investigate.jp/news/2014/04/post-476.html
経緯を時系列で並べると。
この問題にファッションライターの南充浩さんは以下のように言及している。
現在のところ、AOKIの公式ホームページでは、まだこの件に関しての発表やコメントはなく、上戸彩を起用したフレッシャーズ応援スーツフェアの企画のバナーも継続して掲載されている。
南充浩氏のブログでは「こうしたやり口は他社でもあるのではないかと指摘する声があるが、筆者の聞き及ぶ範囲では、それに近いことを行っている企業を複数知っている。
」とも書かれており、他にも多数こういった事例があったであろう事が想像される。
以前ならこういった事案が表立って明らかになる事は少なかったが、インターネットの普及やtwitterをはじめ一気に拡散するSNSの影響で、各企業やショップがキャンペーンなどでフェアな姿勢で臨む事を再考しなければいけない時代になってきているのではないだろうか。
紳士服販売業界2位のAOKIがフレッシャーズ応援おめでとう割として販売したスーツが景品表示法に抵触しているのではないかという指摘がされている事件。
紳士服「AOKI」の詐欺商法発覚|ニュースサイトハンターキッカケはニュースサイト「ハンター」の記者の娘の元にAOKIから来たダイレクトメール。
http://hunter-investigate.jp/news/2014/04/aoki.html
紳士服販売で業界2位の「AOKI」による、詐欺商法の実態が明らかとなった。
AOKIが騙した相手は、この春大学に進学する若者。宣伝ハガキで客をつりあげ、セールで謳った企画商品の数を騙ったあげく、通常価格で購入させていた。
そのDMに掲載されていたフレッシャーズ応援おめでとう割に掲載されていた商品(19000円)を購入しようと、AOKI福岡清水店を訪れたが「土日祝限定 各日5セット」という限定数に漏れた為、正規の値段(43640円)で購入させられたが、父親があまりの価格差に腑に落ちなかったので問い詰めたところ、実際には「2セット」しか販売されておらず、景品表示法に抵触しているのではないか、詐欺商法ではないか、と報じた。
その父親がニュースハンターの記者だったという事で、事件の顛末の詳細なやり取りが同じくニュースハンターに掲載されている。
AOKI 詐欺行為発覚の顛末|ニュースハンター
http://hunter-investigate.jp/news/2014/04/post-476.html
経緯を時系列で並べると。
- ある女子学生の元にAOKIからフレッシャーズ応援おめでとう割のダイレクトメールが届く。
- キャンペーン内容はスーツ上下、ブラウス、バッグ、靴、ストッキングが揃って19000円といったもの。
- そこには小さく「土日祝限定 各日5セット」と書かれていた。
- ダイレクトメールを見て女子学生が「AOKI 福岡清水店」を訪れたものの、既に5セット出ているとし、通常価格(43640円)で購入させられる。
- 不足金を届けに来た父親が帰宅後DMを確認し、納得がいかず問い詰めたところ、実際には2セットしか売れていなかった事が発覚。
- その事件がニュースハンターに報じられSNSを中心に拡散。
- その後の対応なども後手後手で批判の対象に。
この問題にファッションライターの南充浩さんは以下のように言及している。
景表法違反の疑い|南充浩の繊維産業ブログ以上のように、景品表示法に抵触する可能性は高いのではないかと想像されるが、何よりこれが新入生や新社会人の高校生・大学生を狙った事例という事で、倫理的な観点からAOKIの姿勢には大いに批判が集まっている。
http://blog.livedoor.jp/minamimitsu00/archives/4036006.html
「5セット限定」とダイレクトメールに印刷しておきながら、「2セット」しか用意していなかったことは「詐欺」と断罪されても仕方のないことである。
さらに、記事本文中にもあるようにこれは景品表示法違反の疑いもある。
現在のところ、AOKIの公式ホームページでは、まだこの件に関しての発表やコメントはなく、上戸彩を起用したフレッシャーズ応援スーツフェアの企画のバナーも継続して掲載されている。
南充浩氏のブログでは「こうしたやり口は他社でもあるのではないかと指摘する声があるが、筆者の聞き及ぶ範囲では、それに近いことを行っている企業を複数知っている。
」とも書かれており、他にも多数こういった事例があったであろう事が想像される。
以前ならこういった事案が表立って明らかになる事は少なかったが、インターネットの普及やtwitterをはじめ一気に拡散するSNSの影響で、各企業やショップがキャンペーンなどでフェアな姿勢で臨む事を再考しなければいけない時代になってきているのではないだろうか。