京阪樟葉駅に隣接するショッピング施設「くずはモール」が3月に増床し、リニューアルオープンします。
くずはモール、3月、増床オープン|繊研プラス
元々、松坂屋を誘致し、イズミヤ、ダイエー、専門店街を揃えた大型ショッピングモールを構築し、大型ショッピングモールとしては周辺地域最先発でしたが、松坂屋の売り上げ不振による撤退もあり、その後は京阪百貨店として専門店街を強化し、更なるテコ入れとして今回のリニューアルを行い、地域最大規模のショッピングモールとして3月12日にリニューアルオープンします。
本館増床部にあたるハナノモールは、高感度な衣料、インテリア、雑貨店を集積した。衣料関連では、「ビーミング・ライフストア・バイ・ビームス」「ジャーナルスタンダード・レリューム」「ユナイテッドアローズ・グリーンレーベルリラクシング」「アクアガールストア」や関西最大規模となる「ザラ」などが入る。雑貨では、世界初の直営専門店となるロンドンの「ボンベイ・ダック」や「フライングタイガーコペンハーゲン」(4月オープン)、「デイ&デイズ」といったインテリア・生活雑貨店も多数配している。また、エイチ・ツー・オーリテイリングの化粧品専門店業態「フルーツギャザリング」も入る。
ビームス、ユナイテッドアローズ、ジャーナルスタンダードといった国内のスベらないセレクトショップの客層に合ったラインの業態店を確実に抑え、地域最大規模のザラにフライイングタイガーコペンハーゲンという海外の話題のテナントも抑え、非常に客入りの見込めるテナントの誘致に成功。
残念なのは、以前は古着屋JAMが入っていましたが、リニューアル後は再出店されない方向で、本格的なUSEDショップが入らないのは寂しいですね。
なかなかショッピングモールにはテナント料の関係もあり、ユーズドショップから徐々に転換してファストファッションショップ化しているお店で無いと出店出来ないのが現状ですが、ファッション業界の次なる流れを見込めば、ショッピングモールにユーズドショップが出店というのは、そう非現実的な話でもないとは思うのですが。
まずは催事から、京阪様、F-STREETでは随時、良いお話をお待ちしております。