出店を無料化したYAHOO!ショッピングの出店申し込みが無料化表明から二週間で5万5000件を超えたとYAHOO!孫正義会長が発表しました。
「店舗数で楽天超え」 ヤフーEC無料化、2週間で5万5000件の出店申し込み|ITMEDIA
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1310/31/news138.html
元々、楽天の出店店舗数は4万店。YAHOO!は2万店でした。
そこに5万5000店を足すと7万5000店になるという計算ですが、まだ申し込みがあったというだけで、問題はここ。
「既存の店舗数と申込みの累計で7万5000件と「楽天を一気に抜いた」。ただ、申し込みから出店までは2~3カ月かかり、申し込み数がそのまま出店数とならない可能性はあるとした。」
まず無料化のニュースを見てそれほど出店意欲のないお店や個人も多数申し込んだと思われ、出店まで2~3カ月かかるという時間と労力を使って出店までこぎつけるお店は相当少ないと思われます。
BASEなどは数分で立ち上げることが出来、出店から2~3ヶ月かかるというのは、出店料を無料化した割には、出店ハードルの高さは残しているような印象を受けます。
何より出店ハードルとなる出店料が無料化になったことによりこれだけ多くの出店希望が一気に殺到すると言うことは、出店店舗の水準という意味ではあまり期待が出来ず、水準の低い信頼度のないお店が並ぶ雑多なショッピングモールにならないような施策が今後の課題となると思われます。
出店まで2~3ヶ月かかるというのはもしかしたらその辺の水準維持の方策なのかもしれませんね。
出店側としましては、水準の低い雑多なお店と軒を並べると、安ければよいというような過剰な値下げ競争に巻き込まれる可能性もありますし、また出店店舗数がそれだけ多いという事はYAHOO!ショッピングからの集客難易度が高くなり、そういった水準の低いモールで勝負するよりは水準の高いモールに出店した方がメリットが出てきますし、また、今後はそういったショッピングモールに頼らず自社で集客して販売するお店がECの勝ち組へとなっていくのかもしれません。
楽天は楽天カードの普及が目覚しく、楽天カード会員数もうなぎのぼりで、楽天スーパーポイントを貯めたり利用したりする人が増えており、YAHOO!ショッピングとしましてはYahoo!JAPAN JCBカードの会員数で遅れをとっている分、Tポイントが利用出来る事をもっと周知させていく必要があるのかなと思います。
楽天カードが永年無料なのに対し、Yahoo!JAPAN JCBカードは初年度無料の二年目以降は年間20万円使用しないと1312円かかりますので、今のままでは厳しいかなと思います。
しかしながら小規模店舗の多い古着業界におきましては、出店料無料でビッグモールに出店出来る可能性が出てきたというのは非常にプラス材料で、今後もYAHOO!ショッピングの話は目を離さずチェックしたいと思っております。
「店舗数で楽天超え」 ヤフーEC無料化、2週間で5万5000件の出店申し込み|ITMEDIA
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1310/31/news138.html
元々、楽天の出店店舗数は4万店。YAHOO!は2万店でした。
そこに5万5000店を足すと7万5000店になるという計算ですが、まだ申し込みがあったというだけで、問題はここ。
「既存の店舗数と申込みの累計で7万5000件と「楽天を一気に抜いた」。ただ、申し込みから出店までは2~3カ月かかり、申し込み数がそのまま出店数とならない可能性はあるとした。」
まず無料化のニュースを見てそれほど出店意欲のないお店や個人も多数申し込んだと思われ、出店まで2~3カ月かかるという時間と労力を使って出店までこぎつけるお店は相当少ないと思われます。
BASEなどは数分で立ち上げることが出来、出店から2~3ヶ月かかるというのは、出店料を無料化した割には、出店ハードルの高さは残しているような印象を受けます。
何より出店ハードルとなる出店料が無料化になったことによりこれだけ多くの出店希望が一気に殺到すると言うことは、出店店舗の水準という意味ではあまり期待が出来ず、水準の低い信頼度のないお店が並ぶ雑多なショッピングモールにならないような施策が今後の課題となると思われます。
出店まで2~3ヶ月かかるというのはもしかしたらその辺の水準維持の方策なのかもしれませんね。
出店側としましては、水準の低い雑多なお店と軒を並べると、安ければよいというような過剰な値下げ競争に巻き込まれる可能性もありますし、また出店店舗数がそれだけ多いという事はYAHOO!ショッピングからの集客難易度が高くなり、そういった水準の低いモールで勝負するよりは水準の高いモールに出店した方がメリットが出てきますし、また、今後はそういったショッピングモールに頼らず自社で集客して販売するお店がECの勝ち組へとなっていくのかもしれません。
楽天は楽天カードの普及が目覚しく、楽天カード会員数もうなぎのぼりで、楽天スーパーポイントを貯めたり利用したりする人が増えており、YAHOO!ショッピングとしましてはYahoo!JAPAN JCBカードの会員数で遅れをとっている分、Tポイントが利用出来る事をもっと周知させていく必要があるのかなと思います。
楽天カードが永年無料なのに対し、Yahoo!JAPAN JCBカードは初年度無料の二年目以降は年間20万円使用しないと1312円かかりますので、今のままでは厳しいかなと思います。
しかしながら小規模店舗の多い古着業界におきましては、出店料無料でビッグモールに出店出来る可能性が出てきたというのは非常にプラス材料で、今後もYAHOO!ショッピングの話は目を離さずチェックしたいと思っております。