近年、非常に人気の高くなってきているイギリスのブーツメーカー「ドクターマーチン」をイギリスの投資会社パーミラが買収したようです。
【総合】投資会社がドクターマーチン買収
今回の買収はライセンスだけの買収ではなく、親会社Rグリッグスを買収した模様で、買収後はRグリッグスが展開してきた近年の拡大路線を継承する模様。
ドクターマーチンは1960年にRグリッグスによってスタートし、ビートルズに愛用されるなど、イギリスでその地位を高めて来た。
日本では1990年代前半に一度ブームを起こすが、その後世界的なハイテクスニーカーブームなどに押され、一時人気が下落するも近年の80's90'sブームなどで古着屋での取り扱い点数も増えてきて、人気が再燃。
また、現在では販売の40%をアメリカでの販売が占めており、今後はアメリカ向けの製品開発もスタートさせる模様。
ユーザーにとっては拡大路線継承にアメリカ向けプロダクトの開発による恩恵の方が大きそうなM&Aですね。
古着業界にとってもアメリカ市場での流通数が増えそうなのは歓迎ですね。
アメリカ向けのプロダクトがどのようなデザインになるのかも注目です。
なお、買収額は3億ポンド。