服を買いに行く服がない男性がまず買うべき服

服を買いに行く服がない男性がまず買うべきアイテム3選

オシャレな服を買ってみたいけど、「服を買いに行く時に着る服がない」というのは、以前の言葉でいうと「脱オタファッション」の最大にして最強のテーマだったわけですが、マイナビニュースが「服を買いに行く服がない男性がまず買うべきアイテム3選」という記事を掲載しています。

記事では「買ったことがない洋服を試着せず購入することは、ためらいますよね? 」という理由で、やや強引にユニクロのアイテムが提案されています。
  • パンツは白パン
  • インナーはボーダークルーネックTee
  • トップスはカジュアルジャケット
  • 素足履きの革靴
という事で、参考商品としてはユニクロ フィットストレートジーンズ White(3990円)、ユニクロ ウォッシュボーダークルーネックT(1,990円)が挙げられており、ジャケットと革靴は持ってるのでなんとかせい!という事でしょうか。

3選と書かれているのに、4選(もしくは2選)なのは??ですが、まあタイトルはあれなのでしょう。

プロのスタイリストさんが提案されていますので、これも参考にしたいと思われる方は是非、参考にして頂ければと思います。

まずは脱ユニクロじゃない?

ただ、個人的には、「服を買いに行く服がない男性」のコンプレックスは「ユニクロでは服を買いに行けない」という事だと思うのです。
今はむしろ「脱オタ」ではなく「脱ユニクロ」の時代です。

参考:全身ユニクロ男子が「古着デビュー」した結果。|F-STREET CHIEF'S BLOG

しかも、パンツとインナーで3990円、1990円とはなかなかしますよね。
このスケールで、ジャケットと革靴まで価格を想像すると、せいぜいジャケット4990円、革靴7990円といったところでしょうか。
ユニクロも本当に良い値段するようになりましたね。
もはやファストファッションよりマイルドファッションです。

では、同じような価格帯で、、脱ユニクロファッションを、まずは「服を買いに行かなくても良いオンラインショップ」で揃わないのか考えてみたいと思います。

アウターはURBAN RESEARCH「WH 綿麻コート」

アウターはURBAN RESEARCH「WH 綿麻コート」でしょう。
セレクトショップで有名なアーバンリサーチのアウトドアライン「WAREHOUSE」の綿麻コート。
なんと3000円(税込)です。

アーバンリサーチの服ってだけで、ユニクロを来てお買い物に行くより少し自信がみなぎりますね。
麻55% 綿45%と素材的にも3000円っぽさを感じさせない良質な生地で、デザインはトレンドを作る側のセレクトショップオリジナルですから、間違いありません。

ブラック以外は軒並みSOLDになってきていますが、ブラックの方がむしろ最初はチャレンジしやすいのではないでしょうか。
ある程度モノトーンカラーを選んでおくことが最初は「無難」で良いと思います。

価格との兼ね合いで考えればこれを越えるアイテムはちょっと考え付きません。

今のトレンド的には丈の長いこちらの方が良いと思いますが、ロング丈に抵抗のある方はこちらのショート丈の綿麻ジャケットがありますので、こちらをどうぞ。

インナーはラルフローレンシャツで

インナーにはシャツが相性抜群!
特のオススメなのは古着のラルフローレン。
物にもよりますが3000円前後で入手出来るのに、クオリティーは高い。
なにせアメトラの代表格です。シャツはラルフローレンで間違いないでしょう。



カラーは他のアイテムをベーシックなカラー使いにしているので、どんな色でも大丈夫です。
ホワイトシャツでも良いし、青系の同系色で揃えても良いし、明るめの配色のチェックシャツでも差し色になって良さそうです。

ポイントはインナーに着るのでサイズは小さめかジャストが良いです。

古着のラルフローレンシャツは「古着屋JAM 2nd」が品揃えが多くオススメです。

ラルフローレンシャツ|古着屋JAM

ただコートタイプではなく、ジャケットタイプにするならインナーはボーダーロンTeeが良いかなと思います。

パンツはURBAN RESEARCH 2000円ジーンズが無敵

再び登場のURBAN RESEARCHのWAREHOUSE。
正直、ここだけで全身揃えれば良いんじゃね?と思うぐらい価格的な魅力が素晴らしい。

ユニクロのホワイトジーンズは3990円。
こちら2本買えます。

かなり売れていて、インディゴカラーはSOLD OUTになっていますが、トップスに濃いめの色を使うならブルーカラーの方が良いと思います。

スリムフィットのシルエットもありますが、まずはベーシックなストレートシルエットにチャレンジするのが良さそう。


ホワイトパンツも3000円ですので、ユニクロで買うならこちらが調子良さそうです。


足元はニューバランス574でいかが?

靴は革靴はちょっと安い物を履くと安っぽさが目立つので、価格的にはスニーカーが買いやすいかなと思います。

そこでつい買いがちなのがコンバースのオールスター辺りですが、ちょっとベーシックすぎて、こなれた感が出にくいので、ここはニューバランス=オシャレというイメージを拝借しましょう。

モデルはなんでも良いというものではなく、流行のレトロランニングシューズ。
ベストはM576の廉価版である574がスタイル的にも価格的にも最もオススメかなと思います。



現在、ABCマート限定カラーがセール価格で6,372円(10,504円⇒6372円)になっていますので、ここら辺がオススメです。

将来的には是非、2万円を越えるようなニューバランスのラグジュアリーモデルにチャレンジしていただきたいところですが、まずはこの辺りの価格帯のものが良いのではないかなと思います。

カラーは汎用性の高いグレーやネイビーカラーが使い勝手がよく、また服装とも合わせやすくて良いのではないでしょうか。

買い物に行くならモール系

実際に服を買いに行こうとなった時に、「服を買いに行く服がない男性」にオススメなのはショッピングモールやアウトレットモール系。
どうしても大阪で言う、アメリカ村や堀江、南船場なんてところの路面店や有名ショップが軒を連ねるファッションビルにいきなり行くよりも、アウトレットモールや、セレクトショップ系のブランドやレーベルが出店しているイオンモールのようなショッピングモールがオススメです。

モール系はオシャレ上級者ばかりが来店するわけではなく、老若男女幅広い層の買い物客が来店しますので、あまり自分のファッションに自信がなくても入りやすいのではないでしょうか。

危険なのはユニクロなどファストファッションブランド

よくこうした企画で推奨されるユニクロなどファストファッションブランドですが、どれも幅広い世代に受け入れられる万人受けを目指して作られたアイテムが多く、オシャレをするには非常にハードルの高い物が多いです。

未だかつて全身ユニクロでオシャレという人を実際にも雑誌などでも見た事がないのは、必然、そういうことです。

元々、オシャレをウリにしているのではなく、1枚でも多く売り上げる事を目的としてデザインされていますので、毎日同じような格好をする、とか、無難な格好をするには向いていますが、逆にそれを着てオシャレするというのは非常にハードルが高いのは当然です。

オシャレをしたければオシャレをするように作られた服を着る事が重要で、まずはそうした服を買う事から始めるのが得策ではないかと思います。

出典:マイナビニュース