株式会社FASHION Xは、2024年9月2日に開催された『第39回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 AUTUMN/WINTER(マイナビ TGC 2024 A/W)』において、古着を活用したスペシャルステージ「Tokyo New Vintage STAGE」をプロデュースしました。
今回のステージは、Tokyo Creative Salonと連携し、5つの服飾専門学校と協力して、リメイクを中心としたサステナブルファッションの未来を提案する取り組みとなっています。
「Tokyo New Vintage STAGE」の魅力とは?
「Tokyo New Vintage STAGE」は、古着の再利用とアップサイクルをテーマに掲げ、次世代の「新しいかわいい」を提案するスペシャルステージです。ファッションの廃棄を減らし、サステナブルな選択肢としての「リメイク」を推進することを目的としています。
このステージでは、Tokyo Creative Salon 2024のファッションショー内で回収された、使わなくなった衣服を素材として使用。
ESMOD、バンタンデザイン研究所、東京モード学園、武蔵野ファッションカレッジ、文化服装学院の5つの服飾専門学校から選抜された学生たちが、デザイナー原まり奈氏の衣装監修のもと、アップサイクルファッションの衣装を制作しました。
リメイクされた個性的なアイテムが、TGCのランウェイで輝きを放ち、観客を魅了しました。
「new vintage, new kawaii」— 新しい価値観の提案
「Tokyo New Vintage STAGE」のテーマは『new vintage, new kawaii』。リメイクによる古着の新たな魅力を、次世代の「かわいい」として提案することを目指しています。若者たちに「服の循環」という新たな価値観を浸透させるべく、FASHION Xは古着のアップサイクルにより、持続可能なファッションの未来を切り開いていきます。
FASHION Xはこのステージを通じて、古着が単なる過去のものではなく、未来のファッションシーンを彩る新たな素材として再定義されることを目指しています。これはファッション業界の変革を促し、持続可能なスタイルの新しい形を示す重要な試みです。
Tokyo Creative Salonとの連携で創造される新しい「クリエイティブ」
Tokyo Creative Salon(TCS)は、東京の各地で毎年3月に開催される、ファッションやデザインが集うクリエイティブの祭典です。TCSのビジョンは、東京を世界一のクリエイティブシティにすること。このビジョンに共感したFASHION Xは、TCS2024と連携し、廃棄される運命にあった古着を新たな形で蘇らせました。
TCSは、職業を問わずあらゆる人々を創造的行動へと促す「場所・機会・刺激」を提供し、従来の枠組みを超えた多様なモノ・コト・ヒトが出会い、つながり、創発し合うプラットフォームを目指しています。今回の「Tokyo New Vintage STAGE」も、その理念の一環として、学生たちの自由な発想と技術を形にする場となりました。
株式会社FASHION Xの取り組み
株式会社FASHION Xは、地域から回収した古着をリメイクやアップサイクルし、服を捨てることのない循環型社会を目指しています。古着をクリエイティブな作品として蘇らせることで、新たな「欲しい」を生み出し続けるFASHION Xの取り組みは、ファッション業界におけるサステナビリティの先駆けと言えるでしょう。
今回の「Tokyo New Vintage STAGE」を通じて、FASHION Xはサステナブルなファッションが「新しいかわいい」として広がることを期待しています。