アダストリアの株価は急反発

11月の既存店売上高が4ヵ月連続の増加となったアダストリアの株価が急反発。

昨日のアメリカのニューヨークダウが800ドル急落したのを受けて、軟調な相場となった日本の株式市場でしたが、上記既存店売上高の増加を背景にぐんぐんと株価が上昇。
200円を越える上昇となり、2000円に乗せようかというところまで上がり(高値1997円)、終値は1994円(+200円)となりました。

※翌日も日経が400円超下げる中+60円と続伸し2000円を回復しています。(12月6日追記)

11月はユニクロやしまむらが暖冬で苦戦した一方で、アダストリアやユナイテッドアローズが好調でした。

ただアダストリアはグローバルワークとローリーズファームという基幹2ブランドの失速で2018年3~8月期の純利益が-5億4000万円の赤字となり、「20年来の異常事態」となっており、また、その原因としてプロパー販売が不振でセールの前倒しをせざる負えなかったことが挙げられており、売上高は2.6%の減程度だった事から、月次の売上高だけでは判断出来ないところもあります。

昨日は関西の各所で20度を超え、今日も20度近い気温となっており、この調子では歴史的な暖冬が予想される今冬は、条件的にはかなりの逆風ですが、その逆風を打ち返すことが出来るでしょうか。