ウエスコ・ブーツ100周年記念本 2018年5月20日発売!

アメリカンワークブーツの最高峰「WESCO(ウエスコ)」の創業は1918年。

今年がちょうど創業100周年となります。

そのウエスコ・ブーツの100周年を記念記念してウエスコ100周年記念本「West Cost Shoe Company: The Boots that Stand Gaff」が2018年5月20日(日)に発売となります。


従業員30人規模のローカル・ブランドでありながらキングオブブーツ「WHITE’S(ホワイツ)」と並び称されるアメリカ屈指のブーツブランド「WESCO」。

本書のメイン・テーマは、貧しいオランダ移民の家庭に生まれた創業者、ジョン・ヘンリー・シューメイカーが15歳でシューズ職人としての道を歩み、40歳で〈ウエスコ〉を創業、その後4代に渡って続くファミリー・ビジネスを築いたシューメイカー家の大河ドラマです。「映画のような話だなぁ」と惹き込まれたことは、ジョンの父親が「シューメイカー(靴職人)」ではなく「大工」だったことです。何と、ジョンは、たまたま通りかかったブーツ会社の求人広告を見て靴ビジネスの世界に飛び込み、その後本物のブーツ職人として独自のスタイルを築き上げました。さらに彼の息子・孫たちは「シューメイカー」という家名にいつしか使命感を背負いながら、祖父の偉業を守り続けてきました。「出来すぎたサクセス・ストーリー」が嘘偽りなく存在していたことが、この本の面白さではないでしょうか。


著者はヴィンテージマニアの間ではお馴染み、MY FREEDAMNの田中凛太郎氏。


全270ページにわたり、歴史的資料が1000点以上掲載されています。


出版社からのコメント
ウエスコの歴史は1918年、木材の大量需要で好景気に沸いたオレゴン州ポートランドからスタートしました。しかしすぐに経営が軌道に乗ったわけではなく、1929年の世界恐慌期には倒産の危機に直面。それでも夢を抱いてミシガン州から西海岸へ移住した創業者ジョン・ヘンリー・シューメイカーには不屈の精神がありました。「履き心地が良く、耐久性に優れ、堅牢なブーツであること」-----そんなモットーを掲げながら、ウエスコはハイクオリティなワークブーツを黙々と100年間作り続けてきました。その歴史は20世紀のアメリカ合衆国の繁栄を陰で支え、”もうひとつのアメリカンドリーム”だったといえるでしょう。 その100年をまとめた本が完成致しました。

取り扱い店はBEAMS、蔦屋書店、青山ブックセンター、ジュンク堂書店、amazonなどとなっています。