ファストファッションブランドの服のイメージは?

一昔前は「安かろう悪かろう」や「ダサい・かっこわるい」といったイメージだったファストファッションブランドですが、近年ではそのイメージもどこへやらで、今ではすっかり一定のポジションと高い信頼度を築きつつあるファストファッションブランドですが、実際の世間のイメージはどうなのでしょう。

という気になるイメージのアンケート調査の結果をマイボイスコム株式会社が公開しています。


ファストファッションブランドのイメージの上位が庶民的・無難・ベーシックと、正しく世間でファストファッションブランドがスタンダードな立ち位置を獲得していることが窺い知れます。

そして特筆すべきは、機能的である・若者向き・品質が良い・トレンドや流行を取り入れた、といった項目が続き、ともすれば近い将来、ファストファッションブランドが流行を作り若者がこぞって購入するといった流れが出来かねない結果となっています。

反対に一昔前なら当たり前に上位であったであろう、ダサいや機能的でない、という回答はほぼ皆無に近い状態となっており、最早、ファストファッションブランドは「安かろう悪かろう」の時代ではないと断定出来ます。

またファストファッションブランドで、直近1年以内に購入した商品は、「Tシャツ」「下着類」「パンツ(ジーンズ、チノパンなど)」が4~5割、「靴下」「シャツ、ブラウス」が3割となっており、肌着や靴下を買うだけの存在ではないく、Tシャツやジーンズなどオシャレをするアイテムとしてもファストファッションブランドが選択されている事が見受けられます。

ちなみに「ファストファッションブランド人気ランキング2016」でも出ていますが、人気はやはりユニクロが断然高く、直近1年以内に購入したブランドは「ユニクロ」が6割弱で最も多く、「しまむら」「GU」「無印良品」が1~2割で続く結果となっております。


ちなみにアンケートへの回答数は11,546件とのことです。