カシミヤの不当表示をしていた通販業者に対し、消費者庁が家庭用品品質表示法と景品表示法に基づく指示・指導を下したのだが、その数、実に18社。
18社の「カシミヤ」表記ウソ、消費者庁が指示|通販新聞http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2014/07/18-1.html元々、高級素材として名高かったカシミヤも、ユニクロがカシミヤセーターを10000円を切るような値段で発売してからは、一般の客層にもお馴染みの素材となり、手の届く憧れの素材「カシミヤ」という存在になった。
今回、処分を受けたのは、通販サイトでカシミヤ製をうたうストールを販売していた18事業者。縫付けラベルや下げ札における「カシミヤ100%」「カシミヤ70% シルク30%」などの表示、ウェブサイトにおける「思わず触りたくなる!カシミヤ100%のストール」などの表示が対象になった。いずれも実際に使っていたのは、アクリルやレーヨン、羊毛、もしくは、これら繊維素材の混用だった。
18事業者のうち、家庭用品品質表示法(家表法)の指示を受けたのは14事業者。景表法は指導のみ。指示に従わない場合、社名が公表される。
そうしたニーズを逆手に取ったような不当表示。
カシミヤ製品購入時には充分に御注意を。