サイバーエージェントがネットショップ構築サービスのBASEに2億円出資

厳密にはファッション業界の話ではないのですが、古着屋さんなど個人ショップの経営者の方々のも読んで頂いていると思うので、ECの話題は前向きに扱って行きたいと思っています。

サイバーエージェントはこの10月より、本社内に投資事業本部を設置し、藤田ファンドをコンセプトに藤田社長が応援したいミドル、レイターステージの企業に対し、総額100億円規模の投資を行っていく。
その藤田ファンドの出資第一号にネットショップ構築サービスのBASEが選ばれました。

“藤田ファンド”第1号案件はネットショップ構築サービスのBASEに--約2億円を調達
http://japan.cnet.com/news/business/35038849/

BASEは完全無料で利用できるショッピングカートで、先日発表されましたYAHOO!ショッピング完全無料化の最大の敵は実は楽天ではなく、BASEやSTORES.JP(https://stores.jp/)といった出店料無料の新興ECだと言われているほど、現在、勢い良く伸びているサービスです。




無料で、出店ハードルは非常に低いのですが、まだまだ認知度もないため、またモールを持たないため、集客面には課題があると思われ、WEBショップを作ったけど売れないといった事になりかねません。
そこで、STORES.JPの方はZOZO TOWNを運営するスタートトゥデイが子会社化しましたが、こちらBASEはサイバーエージェントの出資を受ける事で、amebaのコミュニティとの連動が期待されています。

ですが、まだ収益化には成功しておらず、将来的にどこかに課金するのではないかと個人的には思っています。例えば商品検索の検索結果に課金ユーザーが優先されるような仕組みとか。。。

来年度にはECでの流通が2兆円を超えると言われており、こういったEC関連サービスも更に盛況を迎えそうです。