H&Mが古着回収プロジェクト「Bring It」のキャンペーン動画を公開

現在、世界的に古着のリユースやリサイクルに関する活動が盛んに行われており、有名ブランドは何かしらのキャンペーンや下取りコーナーの常設化をしたりと活動していますが、スウェーデン発のファストファッションブランド「H&M」でも不要になった衣料品(他ブランドの可)を店頭に持ち込むと500円割引きのクーポンがプレゼントされる古着回収プロジェクトが実行されています。


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そのH&Mの古着回収プロジェクトで回収された古着は、以下の4つの方法で再利用されます。
  • リウェア: まだ着られる衣類は古着として販売されます。
  • リユース: クリーニングクロスなど、別の製品に変えられます。
  • リサイクル: 織物繊維に変えられ、断熱材や製品を生産するための新しい糸などに利用されます。
  • アップサイクル/リメイク: 付加価値を付け、元の衣類と同等またはそれ以上の価値を持つ新しい製品を生産するために利用されます。
こうしたプロジェクトでH&Mはこれまでに40,000トン以上の不要な布地や衣類を回収。

こうしたH&Mの衣類回収ボックスに入れた服が、その後どうなるのかを映像で紹介したキャンペーン動画「Bring It」(持って来て)が公開されました。



衣料品のゴミ問題は年々量が増えており、社会問題になりつつあります。

こうしたリユース・リサイクル活動をやっているブランドやショップはたくさんありますし、また染めなおしてまた着る「PANDA BLACK」のようなサービスもあります。

また私のような襤褸好きの方は、「BIGYANKのヴィンテージシャンブレ―シャツを古布でリペア。」のように、自分で直したりカスタムしたりして、愛着のあるアイテムを長く愛用するという選択肢もあります。

ファッションが好きだからこそ、こうした問題にも目を向け、1シーズン着たら捨てちゃうような使い捨てのものにせず、大切に愛用したいですね。