ZOZOTOWNのスタートトゥデイ、第1Qは大幅増益

3月決算の企業の第一四半期決算の決算発表が佳境を迎えていますが、ZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイが7月31日の大引け後に平成28年3月期の第一四半期決算を発表。

売上高は前年同期比29.2%増の108億5600万円、経常利益が30.4%増の37億9700万円となりました。

今期は、在庫不足に起因する機会損失の解消、潜在需要及び多様化する消費行動への積極的な対応に努めることに注力し、「WEAR」との連携によるコーディネート提案の積極化、ターゲット顧客層の多様化するニーズに対応した様々なカテゴリーに属するショップの出店誘致、ブランドとの連携によるポイント施策を実施したことにより、増益につなげたとのこと。

またこの4~6月期にはZOZOTOWN10周年というミレニアムイヤーを迎え、総額2億円相当の商品を0円で販売というドデカイキャンペーンなども打たれており、積極的な展開が大幅増益につながったのではないかと推測されます。
ちなみに現在も10周年記念夏セール開催中です。

昨年の同期は消費税増税の煽りをまともに受けた形でまさかの減益に終わっていましたが、今年は大幅増を達成。
ZOZOTOWNのスタートトゥデイ、第1四半期決算はまさかの減収。

今夏は梅雨が長引いたものの、猛暑になりそうで、アパレル業種にとっては絶好の夏が到来しそうな予感ですし、12月まで10周年のアニバーサリーイヤーを祝うイベントなどをまだまだ積極投入される様子ですので、今後のZOZOTOWNにも要注目です。