EDWIN経営破綻その後。

国内ジーンズメーカー最大手のEDWINが巨額の債務を抱え、経営破綻した問題で、経営再建に手を挙げた伊藤忠商事、ワールド、豊田通商の中から伊藤忠商事が再建を引き受ける事になりましたが、その後の具体的な再建策が見えて来ています。

伊藤忠がエドウイン再建を引き受け 300億円以上を投入、金融支援と子会社化 -|SankeiBiz(サンケイビズ)
http://www.sankeibiz.jp/smp/business/news/140311/bsd1403111256002-s.htm

まず債務はおよそ500億円とされています。
債権は三菱東京UFJ銀行などの取引銀行団が200億円の債権放棄を受け入れ、残りの300億円を伊藤忠が第三者割当増資などで資金調達し、子会社化する方針。

今回の経営破綻の主な部分は金融取引の失敗によるものが大きく、まだまだEDWIN自体にはブランド価値が有り、今後のブランディングや商品開発、販売方法に注目が集まりますが、最近ではWEB広告でもEDWINの広告をよく見かけるようになっており、販促運動に力を注いでいることがうかがい知れます。

縮小するジーンズ市場を伊藤忠のような名前と実績のある会社がどう導いていくのか、非常に楽しみですね。